飯豊連峰 DAY1
昨年から計画していた夏休み。
が、天気がどうにもこうにもよろしくない様子…
これが当初の3泊4日の予定に大きく影響してきました。
11日に仕事を定時で終え、中央線で新宿駅へ。
到着後に新南口を出て23時発の夢街道会津号に乗るべくJR高速バスターミナルへ。
ここでYKくんと合流。
ご友人も同行するとは聞いていたが…
今思えばここから”想定外”が始まりました。
運行が1時間に1本なんですね…
ここで致命的なミスが発覚。
川入行のアクセスバスは今年は金曜~月曜までの運行で、火、水、木は運行されないとの事。
急いでタクシーを手配。
どこを走っていたのか、1分以内に迎えが来たのには驚いた。
特に運転手さんとの会話も無く川入の集落を抜け、奥の御沢野営場手前で降車。
金額は¥7,080。最後のUターンでメーターを進められましたw
ここまではタクシーでないと乗り入れが出来ないとの事だったので良しとします。
この辺りは藪蚊、下十五里までは虻が凄まじかった…
(稜線はブヨ)
長坂とあってのっけから急登でした。そして暑い…
飯豊連峰は稜線までのアクセスがは”どこからアプローチしても大変”と聞くのも納得。
一見、磐越西線の落書きと変わらないような気がしますが…
地蔵水場道の分岐は地蔵山方面のトレイルが藪漕ぎの為、水場を経由で三国岳へと向かいます。
ここまでかなりのゆっくりペース。
それもそのはず。YKくんの友人は女性でした。
「YKくん、やるなぁ」と思いきや、聞けば登山経験4回程で泊まりは初めてとの事。
極めて不安だ…
そして、その余波が自分にも降りかかります。
実は彼とのオーバーナイトハイクは今回が初。
生粋の山屋故に食事もパーティで共用と考えていたみたいで、
米や嗜好品(コーヒー、紅茶など)を分配されました。
自分の食事も4日分、持っていたのにも関わらずプラス3kg。
重量を気にしてパッキングしたのに…まあ、担げない重さではないので割り切りました。
休憩後は本日の目的地である切合小屋に向かいます。
縦走路に避難小屋が所々にある為、アルプスよりリスクが少ない印象の飯豊連峰。
素泊まりも¥2,000位なので状況に応じて積極的に利用も出来ます。
アップダウンが激しい稜線を歩き続けると徐々になだらかなトレイルとなります。
特に切合小屋付近はちょっとした楽園。
小屋に到着後は速やかにテン泊の受付を済まします。(¥500)
切合小屋まで人が少なくて快適だったのですが、そこは夏休み。テン場は混みあってました。
数少ないフラットな場所は既に張ってあります…
入口にマシな場所があったのですが、ガソリン?の入ったドラム缶が邪魔…右往左往。
それを見かねたのか近くに幕営していた男性がドラム缶を動かすのを手伝ってくれました。
(この男性、かなり気さくな方でした。ありがとうございます!)
重量級(20kg超)のYKくんの幕は何故かツェルト(アライ製)。
幕営後は洗濯を済まし、あたりを散策。
古い建屋でしたが、水も豊富でトイレも綺麗。なかなかの環境。
その後は横になり、米が炊けたタイミングで起こしてもらいました。
日没と共に虫(ブヨ)が大量発生したのでウィスキーを飲んで早々に寝袋に潜り込みました。
【行程】
御沢野営場→三国小屋→切合小屋
by pa-man1go2go
| 2015-08-17 22:20
| ハイキング
軽ハイキングと日常の記録
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